昨日参議院選挙が行われました。
大きくニュースになった一つに山本太郎氏代表のれいわ新選組が、
比例区で2議席を取得。

特定枠の重度身体障碍者の船後氏と脳性麻痺の木村氏が当選しました。
代表の山本議員は落選しましたが、政党要件をみたし
れいわ新選組は大躍進したといえます。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190721/k00/00m/010/350000c
こちらのニュースでも取り上げられたように
車いすで議場に登壇しないといけませんし、介助者が必要になります。
国会もバリアフリーという点で大きく変わることでしょう。
日本にも脊髄損傷や視覚障害を抱えた政治家はいました。
現在も地方議員には障害を抱えた方が従事しています。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/15890.html
身近に障害者と触れ合うことは、多くの人はあまりないのかもしれません。
国民の関心が障害施策に正攻法からむいたわけではなく
山本氏の人気と戦略で、障碍者の国会議員が新たに誕生したと言えるでしょう。
船後氏が障碍者が生きやすい世の中は健常者も生きやすい世の中だと述べています。
人間は、自分が知らない世界は、逃げたり、避けたりする生き物です。
一方、関心が芽生えれば、その世界について調べ、その世界の住人と
話をしたり、意気投合することもあります。

多様性が生物の共存共栄に大切なのです。
下の写真は2015年結成当時のカナダの閣僚です。

なんと、半数が女性で難民やゲイの閣僚、障碍者の閣僚もいます。
カナダの首相は、多様な背景をもつ閣僚を起用した理由について答えました。
「2015年だからさ」
参考に、日本の閣僚を載せておきます。

今回の選挙では、多様な背景を持った人が国会議員になったように思えます。
健康政策や社会保障に良い影響があるよう、私たちも関心の目を持ち続けましょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00023470-tokaiv-pol
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190721-00010008-bfj-soci