吉本工業の闇営業問題。
反社会的勢力に営業に出ていたと週刊誌にすっぱ抜かれた芸人が、所属会社に謝罪をしたいと言っていたが、社長に「会見はしない。会見したら全員クビにするからな」と脅迫めいた言葉を言われたとのことです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019072402000135.html
これってもしかしてパワハラ?て気づいた方もいるのではないでしょうか?
筆者もパワハラには何度かあっています。そのたびに我慢していましたが、
パワハラを放っておくと、精神を病む可能性が上がります。
精神を病んでしまうと必要以上に自分を責めてしまったり、生活のやる気がわいてこなくなってしまう可能性があるのです。
つまり、その人の人生を破壊可能性があるのです。
パワハラはまず、それがパワハラだと気づく必要があります。
パワハラとは、 同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
では、厚生労働省が出しているパワハラの6つの類型について学びましょう。
①
「昔は殴られるのが当たり前だった」のような時代遅れの発言は危険です。殴る、蹴る、物を投げられるの他に、性的なタッチもセクハラになります。本人に当てなくても、壁に向かって物を投げるなどの威嚇行為も該当します。
②
他人の前での叱責、他人にも書面やメールで注意した内容の回覧。バカ、のろま、お前なんて辞めちまえ、クビにするぞ等地位を脅かす言動(1平社員にそんな権限はありません。)無能などの侮辱、名誉棄損も入ります。
③
自分だけ、歓送迎会に誘われない。自分だけデスクの位置が離れている。相談しようにも、同僚も後輩もバツが悪そうにして答えてくれない。自分がプロジェクトリーダーなのに前会議に呼ばれない。話しかけても無視される。
こういう事をする大人がいることが恥ずかしいですが、人間関係を操作するタイプの人間にターゲットにされると起こりやすいパワハラです。
④
能力や経験を超える無理な指示をして、一人だけ他人より業務量が多い。業務量が中ミスが出ると、事故報告書や始末書を何度も訂正させ、そのたびに長時間に指導が入る。
⑤
仕事を外す。振らない。能力、資格以下の仕事、雑用をさせたり、暇にさせる。雑用の問題を指摘し、そんな事もできないのか?と責めたり、できる場合は、自分で仕事を見つけたらどうだ?頭を下げて仕事をもらいに来ない。やる気がないなど見下した言動をする。
⑥
有給休暇や連休の取得に理由を聞いてくる。内容によっては取得を認めない。プライベートをしつこく聞く。飲み会参加の強要。服装や見た目をからかう。
いかがでしたか?皆さんは、そして皆さんの職場にはあったでしょうか?
私は今、この記事を書いている中で当時の苦しみや怒りが出てきました。
昔は今と違います。昔、当たり前だったことが悪いことなら改善すべきです。
昔の感覚で指導していると訴えられますよ。
https://toyokeizai.net/articles/-/214687
吉本興行の社長も、世間の声から謝罪会見を開きました。
自分がしていないか?また自分がされていないか注意しましょう。
されていた場合の対策は後日記事にしたいと思います。
参考