2018年死因の原因に老衰が第3位になりました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45934830R10C19A6000000/

一般的に老衰とは 加齢により心身の能力が衰えることである。 (wikipedia)とされていますが、
死因が老衰の意味とは、亡くなる直前までぴんぴんしてある時、ころりとあの世に行く
という意味ばかりではありません。
寝たきりで介護を受けながら、天寿を全うする
そんな老衰もあるのです。
そもそも死因はどのように決まるかというと
医師の死亡診断書で決まります。

死亡したかどうかを決められるのは医師だけです。
医師により、その原因が老衰と書けば死因は老衰となるのです。
老衰が近年、増えてきたのは色々な理由の中で以下の理由が考えられます。
病院以外で亡くなる事が多くなった。
厚生労働省の施策や世間の変化により、病院以外で在宅や施設で過ごす人が増えました。
以前だったら、調子を崩すと病院に入院。
そのまま入院したまま亡くなるというのが一般的でしたが、

調子を崩しても、訪問診療や往診などで在宅で看取る方も多くなっています。
病院に入院していれば、検査やデータ等から死因が細かく推定できますが、
設備のない在宅や施設では、細かく死因も推定できないのです。
特に直接的な原因が見当たらず高齢であれば、死亡診断書に老衰と書くのも不思議ではありません。
家族:医師が老衰で亡くなったと言っていた。うちのじいちゃんはげんきだったんだなあ。
医師:脳梗塞後だから窒息か肺炎を起こしたのかもしれないなあ。家族とは離れ離れで一人暮らしだったみたいだし発見されたのが亡くなって数日たってるからわからないなあ。大学病院みたいに検死するわけじゃないし、ここは老衰と書いておこう。
こんな話のおちかもしれません。
つまり、老衰は死因が特定できない例が隠れているのです。
現在なんらかの介護を有する期間は男女共に平均10年と言われています。
老衰死が増えたことは「ぴんぴんころり」が増えたことではないのです。

皆さんは、どんな死を迎えたいですか?事故や事件などを除けば、皆最後まで健康に生きたいのではないでしょうか?
このブログでは、健康にまつわるライフハックを今後も紹介していきます。