こんにちは。
フリーランス保健師兼ヘルスコーチの豊です。
突然の原因不明の指の痛み
最近、ひだりての親指の根本に激痛がありました。
今にも、つりそうな感覚と痛みが続き、困っていました。

どうしよう。これじゃ仕事にならない。
ずっと続く痛みに、
「これが利き手じゃなくてよかった・・」
と自分を慰めてみたり、
でも痛いものは痛い。
「ああ、寝違えたかな。首から来てるかな?」

と首のストレッチやマッサージをして様子見るも改善せず。
病院行こうかなと思った矢先、
原因はこれかもと思って

ある事をしたら治りました。
実は意外な原因だったんです。
痛みの原因・・それは・・
それは、スマホ

え!?
と思うかもしれませんが、
スマホの使いすぎです。
スマホの使い過ぎでなぜ?と思うかもしれません。

写真のようにスマホの操作て親指で画面をソフトタッチ
残りの4本の指でそれなりの重量のスマホを支えますよね。
そうすると、スマホを持っているときは、たいてい親指が曲がっている状況になるのです。
その状態でネットサーフィン、スマホゲーム、メールの返信やろうものなら、親指は、ボルタリングのようにスマホ画面にあちこち親指を移したり曲げたり、伸ばしたりします。
大体、待機時間も常に曲がっています。
私は、夜スマホをいじって、そのまま寝てしまい、
なんと、
朝起きて、何も持ってないのにスマホを持っているかのような手をしたこともあります。(苦笑)
これが親指に通じている神経をとりまく、筋肉と腱を酷使するのです。
例えば、ずーっと、正座をし続けるとどうなるでしょう。

足がじんじんして、素早く立てなくなりますよね。
痛みが走ることもあるでしょう。
ずーっと同じ姿勢を続けると体は負担が起きてきます。
同じ姿勢を続ける事は、筋肉、血管、神経の一部を痛めるのです。
指もおなじ、ずーっとスマホを握ってる、パソコンでキーボードを打っている、と指に負担が来ます。
私がかかった指の痛みも、狭窄性腱鞘炎、通称「ドケルバン病」だったと思われます。

ドケルバン病ははさみを使う美容師や鍵盤に向かうピアニストなど一部の人の職業病だったのですが、スマートフォン、パソコンの普及により普通の人もかかるのです。
ドケルバン病の痛みを取る対策とは・・?
原因がわかったので私がとった行動は・・

安静ではなくストレッチ。ある向きで腱がひっぱられているのだから、
逆向きにしてゆるめてあげれば良いのです。
全体的な指、手のマッサージに加え
両手の指を合わせて指同士で押し合います。

指を曲げる動作はしますが 反らす動作はなかなかしないと思います。
これをやると気持ち良い。

左手の指を右手の指で挟んで反らしてあげるのも気持ちよいです。
また、親指を曲げるというのは筋肉に力が入って曲げるという事。
力を抜く。脱力してあげることも大事です。
夜寝る前はリラックス。手首や指をぶらぶら、力を抜いて振ります。
これで終わり。
このマッサージをやったら1日で治りました。
あんなに痛かった痛みがとれて嘘のようです。
仕事も普通にできました。
どうしても痛いときは、整形外科にいけば、抗炎症作用のある薬をもらえます。
炎症なので安静にするよう言われると思いますが、長引くようなら上記マッサージを試してみてください。