暑い時期、物の腐敗が進みやすい夏は食中毒が流行する季節。
食中毒予防に手洗いも各地で呼びかけています。
雑菌や汚れを効果的に落とす正しい手洗い方法は知っていますか?

手洗いは3つの手洗いがあると言われています。
①日常的手洗い
②衛生的手洗い
③手術時手洗い

③はその名の通り手術など比較的弱い菌も厳禁な時に使う手洗い方法ですので
関係者だけ知っておけば大丈夫です。
①日常的手洗いは、目につく汚れを落とす普通の手洗いです。
②の衛生的手洗いは、学校や厨房、医療機関で、ポスターにもなっている洗い方です。①の手洗いに比べて通過菌を落とせる事が知られています。
この通過菌には食中毒の原因にもなる大腸菌やウイルスなどが含まれます。

これを効果的に洗い流す方法が手洗いが衛生的手洗いです。
衛生的手洗いは日常でも正しい手洗いの基本となります。
衛生的手洗いの方法

図のように、普段の手をこする洗い方とは違い、指の腹や付け根、爪の間も洗っています。
というのは、これらの部分が洗い残しが多いとされているからです。

紫外線にのみ反応する染料を手に付け洗ってもらいます。
手洗い後、紫外線を両手に当てると

上記各部が洗いおとせていない方が多いのです。
いつ手を洗うのか?
汚染物に触った後、食品に触る前になります。トイレから出た後、調理する前に洗いましょう。

どれくらい洗うのか?
こちらの記事によると10秒以上泡立てて20秒水で洗い流すのが良いそうです。
(参考HP https://www.lifehacker.jp/2017/06/34122.html)
手荒れなどがない、かつ入念に洗いたい場合は2度洗いも効果的でしょう。

最後はペーパータオルで拭く。
綺麗なタオルでも問題ないのですが、タオルも保管状況によっては汚染されている可能性があります。
せっかく病原菌を洗い流しても、手を再汚染させては意味がありません。
ペーパータオルなどで拭きましょう。
小さなお子さんや体の弱った方と住んでいる方は、自分が感染させないよう
正しい手洗いを身に着けましょう。
参考
http://topics.foodpeptide.com/?eid= https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=xGGons00JXE